インターホンの配線は機種で違う!?プロの配線工事の費用は?

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自宅のインターホンの交換を業者に頼むにしろ、自分で交換するにしろ、気がかりなのが配線です。

  • 配線工事が必要な場合、いくらかかるのか
  • 新規のインターホンに、配線をどのようにつなげればいいのか

このようなとき、配線工事の費用の目安や、インターホンの配線がどのようになっているのかがわかれば、インターホン交換の予算や配線工事のイメージがつきますよね。

この記事では、配線工事に関するプロが工事を行った場合の費用目安や、インターホンの配線の種類、DIYでインターホンの配線を延長する方法などを解説します。

合わせて、配線工事いらずのワイヤレスインターホンや、インターホンの選び方、イエコマおすすめのインターホンもご紹介。

自宅のインターホンの買い替えを検討している方は、ぜひチェックしてみてください。

インターホンの配線はどうなっているの?

一般的な配置・機能のインターホン(室内に親機が1機・玄関に子機が1機・通話可能)であれば、配線そのものはシンプルであることが多いです。

最も基本的で、かつインターホンに絶対に必要な配線は、室内の親機と玄関の子機をつなぐ信号線(チャイム用コード)。

【チャイム用コード】

チャイム用コード

※引用:ELPA

たいていの場合、この信号線は、2本のコードまたは2芯線のコード1本となっています。

2芯線とは、1本のコードが途中で2又に分かれていたり、1本のコードに2本の銅線が入っていたりする線のこと。

既設のインターホンと新規のインターホンの両方が、シンプルに信号線で親機と子機をつなぐだけのものであれば、比較的簡単に配線が可能です。
ただし、インターホンの機種や機能など条件によっては、初心者が配線をつなぐのは不可能だったり難しかったりします。

ここでは、初心者がインターホンの配線をつなぐのは不可能/難しいケースと、初心者でも可能な場合の配線のつなぎ方を解説します。

つなぐのが不可能なケース/VVFケーブルが接続されている場合

VVFケーブルとは、600Vまでの電圧に耐えられるよう作られている電気配線用のケーブルです。

【VVFケーブル】

VVFケーブル

※引用:SWCC

親機と子機をつなぐコードのほかに、VVFケーブルが既設のインターホンに接続されている場合、初心者による交換は不可能です。
VVFケーブルを取り扱うのは電気工事にあたり、電気工事士の資格が必要になります。

電気工事士の資格をもたない人が電気工事を行うのは電気工事士法違反であり、違反者には3カ月以下の懲役または3万円以下の罰金が課されることになっています。

自宅のインターホンにVVFケーブルが接続されているか否かの確認は簡単です。
室内親機が電池で動いていたり、コンセントにつながっていたりすれば、VVFケーブルが接続されていることはありません。

※参考:電気工事士法

つなぐのが難しいケース①/どの配線が正解かわからない場合

既設のインターホンの室内親機を壁から取り外してみて、次のような状態だった場合、初心者の配線は難しいかもしれません。

  • 壁の内部から3本以上のコードが伸びており、どのコードが信号線なのかわからない
  • 壁の内部から伸びているコードが2芯線ではなく6芯線(1本のコードに6本の銅線が入っている線)になっており、どの銅線が信号線なのかわからない

”テスター”と呼ばれる通電確認(電気が通っているかの確認)の装置を使えば、どのコード(銅線)が信号線なのか確認できます。

【テスター】

テスター

※引用:オーム電機 OHM

しかし、テスターが置いてある家庭は少ないものです。

実際にインターホン交換作業に入る前に、配線は触らず、既設インターホンの親機を壁から少しだけ引き離して、コード・銅線の本数を確認してみましょう。
3本以上のコードや銅線があったら、自分で配線を行うのは難しいです。

つなぐのは難しいケース②/配線がたくさんある場合

配線が最も簡単なケースでは、信号線(2本のコード、または1本の2芯線)を既設のインターホンから新規のインターホンに付け替えるだけで配線完了です。

しかし次のような場合だと、インターホン交換に伴いたくさんのコードや銅線を配線しなければならない可能性があります。

  • 有線の子機を2台以上設置したい
  • 有線の親機を2台以上設置したい
  • 電気錠(オートロック)機能の付いたインターホンを設置したい
  • インターホンを、警報機や宅配ボックスなどほかの設備と連動させたい

上記のように、親機や子機を2台以上設置したかったり、多機能のインターホンに交換したかったりすると、必要なコードや銅線の本数が増えるのです。
この場合、初心者がインターホンの配線を行うのは難しくなるでしょう。

初心者でも可能な場合の配線方法

信号線を既設のインターホンから新規のインターホンに付け替えるだけであれば、初心者でも無理なく配線が可能です。

ここでは、室内親機と玄関子機それぞれの配線の仕方を紹介します。
必要な道具はプラスドライバー1本です。

※機種によっては方法が異なる場合があります。

室内親機の場合

既設の室内親機を壁から取り外し、裏側を見てみましょう。
壁内部から伸びている2本のコード(または1本の2芯線のコード)が接続されているはずです。これが信号線です。
この信号線を、既設の室内親機から外します。

次に、新しいインターホンの裏側を見てみましょう。コードの差し込み口があるはずです。
差し込み口の個数は、インターホンの機種によって異なります。正しい差し込み口に信号線を差し込まなければ、インターホンは正常に動作しません。

機種によっては表記の仕方が異なることもありますが、多くの場合、差し込み口には「1、2、3、4……」と番号が振られています。
これらのうち、1と2の差し込み口に信号線を差し込めば、接続完了です。

信号線は2本のコードもしくは2本の銅線ですが、1と2、どちらの差し込み口にどちらのコード(または銅線)を差し込んでも問題ありません。

玄関子機の場合

玄関子機を壁から取り外し、裏側を見てみましょう。
壁内部から伸びている2本のコード(または1本の2芯線のコード)が接続されているはずです。これが信号線です。
このコードを、既設の玄関子機から外します。玄関子機の信号線はネジで固定されていることが多いので、このときプラスドライバーが必要になります。

次に、新しいインターホンの裏側を見てみましょう。コードの差し込み口があるはずです。
多くの場合、子機の差し込み口は2つだけで、「1、2」と番号が振られています。

この2つの差し込み口にコードを差し込み、プラスドライバーで固定用のネジを回して固定すれば、接続完了です。
信号線は2本のコードもしくは2本の銅線ですが、1と2、どちらの差し込み口にどちらのコード(または銅線)を差し込んでも問題ありません。

インターホンの配線の種類

インターホンの配線は、その役割ごとに種類があります。主なものを見ていきましょう。

信号線(チャイム用コード)

信号線

※引用:朝日電器 ELPA エルパ

室内親機と玄関子機を接続する最も基本的な配線です。親機と子機の間で信号を伝える役割を担っています。
2本のコード、または1本の2芯線のコードであることが大半です。

増設モニターを接続する配線

一般的に、一戸の住宅に備え付けられているモニターは1台です。

しかし、
「2世帯住宅だから」
「1階だけでなく2階にいてもインターホンに出られるようにしたいから」
などの理由で、2台以上のモニターを設置したり、後からモニターを増設したりする家庭もあります。

このような場合、2台目のモニターをつなげる配線が必要になります。

電気錠(オートロック)の配線

電気錠の配線

※引用:タキゲン(TAKIGEN)

インターホンに電気錠(オートロック)機能をもたせるための配線です。

マンションなど集合住宅のインターホンに多いですが、戸建て住宅でも、インターホンの機種によっては備わっていることがあります。

外部入力用/出力用の配線

インターホンを、インターホン以外の機器と連動させるための配線です。
連動のさせ方の例としては、以下のようなものがあります。

  • 火災警報器とインターホンを連動させ、警報機が異常を感知したらインターホンが警報を発するようにする
  • 聴覚障害者向けに、インターホンのチャイムが押されたら回転灯が灯るようにする

電力を供給するための配線

インターホンに電力を供給するための配線です。VVFケーブルが大半で、取り扱うには電気工事士の資格を要します。

インターホンの配線工事をプロに頼んだ際の費用

青がま口と白電卓とメモ帳

インターホンの交換は、配線が修理の必要な状状態や、コードを延長する必要がある場合、配線工事が必要です。

配線工事の費用は個々の住宅の状況に左右されるため、一概にはいえませんが、5,000~20,000円程度が目安です。

全部でいくらかかる?インターホン本体・交換費用の合計

インターホンの交換にあたって必要な費用は、配線工事費だけではありません。
インターホン本体の購入にもお金がかかり、既設のインターホンの撤去や、新規のインターホンの取り付けで施工費が発生します。

インターホン本体の価格の相場や、インターホン交換の合計費用の目安などが知りたい方は、ぜひこちらの記事をご確認ください。

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インターホンの交換は自分でできる?DIYの方法

電気工事や専門的な配線工事の必要がないなら、個人が自力でインターホンの交換を行うのも不可能ではありません。

自宅のインターホンがDIYで交換できるものかどうかの確認方法や、インターホンの交換のDIYのやり方を知りたい方は、こちらの記事が要チェックです。

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DIYでインターホンの配線を延長する方法

配線の延長と聞くと「難しそう」と思うかもしれません。しかし、インターホンの最も基本的な配線(信号線)であれば、DIY初心者でも比較的挑戦しやすい延長の方法があります。

配線の延長に必要なのは以下の3つです。いずれもホームセンターで購入できます。

必要なもの
  • インターホン用ケーブル
  • ペンチ
  • 接続コネクター
  • ケーブルストリッパー

 

手順

  1. 購入したインターホン用ケーブルを、ペンチで必要な長さに切っておく
  2. ただし、後でまた長さを調節できるよう、ケーブルの長さは少し長めにしておく。

  3. 既設のインターホンから信号線を取り外す
  4. 信号線の端の、ビニルから飛び出ている部分の銅線をペンチで切り落とす
  5. 接続コネクターを用いて、信号線と、必要な長さに切っておいたインターホン用ケーブルを接続する
  6. このとき、必要に応じてケーブルの長さを調整する。

  7. ケーブルストリッパーを用いて、ケーブルの端(インターホンの差し込み口に差し込む方)のビニル部分を5mm~1cmほどはがし、銅線をむき出しにする

配線いらずのワイヤレスインターホンのメリット・デメリット

従来のインターホンは、設置や交換にあたって配線が必要な、有線のインターホンでした。
しかし、最近では配線不要なワイヤレス(無線)のインターホンが登場してきています。

設置・交換が手軽な点では便利な一方、デメリットも存在するワイヤレスインターホン。
くわしく知りたい方は、こちらの記事をご一読ください。
ワイヤレスインターホンだけでなく、インターホンの全般的な種類や、最近のインターホンの便利な機能も解説しています。

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インターホンの選び方

家庭向けインターホンの交換時期の目安は、およそ10年。壊れたり調子が悪くなったりして買い替える頃には、同じ型のインターホンはすでに廃番となっていることもあります。

このようなとき、迷うのがインターホン選びです。機能性も価格もさまざまなインターホンのなかから1台だけを選ぶのは、なかなか迷いますよね。

インターホン選びでお悩みの方には、こちらの記事がおすすめです。
インターホン選びの基準やおすすめメーカー、最近のインターホンの傾向などを紹介しています。

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イエコマ編集部

インターホンの交換ならイエコマセレクトへ

イエコマは、戸建て住宅のドアホンを、下記2点のいずれかのドアホンに交換する工事を承っております。ドアホン本体の代金はもちろん、古くなったドアホン撤去・処分の費用も含めて、以下の料金です。

  • 低コストで安心安全!JS-12E!(税込30,360円)
  • 便利でシンプル!WS-14A!(税込49,900円)

ご自宅のドアホン交換をご検討中の方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

まとめ

インターホンの配線は、「VVFケーブルなど電気が通っているケーブルの取り扱いが必要かどうか」で、自分で行えるかどうかが決まります。

買い替え予定のインターホンが、配線が簡単なタイプ(信号線のみ付け替えればいいタイプ)であれば、DIYに挑戦してみてもよいかもしれません。

しかし、購入するインターホンを「DIYで無理なく設置できるもの」に限定すると、インターホンの選択肢の幅が狭くなり、機能も限られてしまいます。

インターホンは10年近く、あるいは10年以上使用するもの。長く便利に使えて、セキュリティ面も申し分ないインターホンにしたいですよね。

イエコマは、下記2種類のインターホンを販売しております。設置費も含めて、下記の価格です。

  • 低コストで安心安全!JS-12E!(税込30,360円)
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