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玄関まで出なくても来客対応ができるインターホンは、利便性だけではなく、防犯の面でも頼りになります。
しかし、戸建てに住んでいる場合、1階で過ごしていれば問題なく聞こえるインターホンでも、2階では呼び出し音が聞こえないことがあります。
インターホンの呼び出し音に気づかないことは、暮らしの不便さだけではなく、予想もしなかったトラブルにつながることがあります。インターホンの呼び出し方法を見直して快適な暮らしを手に入れるとともに、トラブルの予防につなげましょう。
この記事ではインターホンの呼び出し音に気づかなかったために起こるかもしれないトラブルや、具体的な解決策についてお伝えします。
インターホンの呼び出し方法を改善したいと考えている人は参考にしてみてください。
2階にいて来訪者に気づけないときのトラブルとは?
家事や在宅での仕事など、自宅の2階で過ごす時間は意外とあるものです。玄関子機のボタンを押した来訪者に気がつかないと、次のようなトラブルが起こる可能性があります。
宅配便が受け取れず二度手間になる
宅配ボックスを設置していない家庭では、インターホンの呼び出し音に気づかなければ、宅配便業者が来ても荷物を持ち帰ってしまいます。宅配便業者が一度持ち帰った荷物は、改めて再配達の手続きをしなければ受け取ることができません。
不在通知を受け取った時間や業者の都合、自身の都合によっては、受け取りの予定を翌日以降に先延ばししないといけないこともあるでしょう。
もし、2階でも確実に来訪者の応対ができれば、避けられるトラブルです。
来客を待たせる、出直させる
せっかく足を運んでもらった来客に気がつかずに、玄関先で待たせてしまう可能性があります。もし、携帯電話のような他の連絡手段がなければ、来訪者はあきらめて帰宅することでしょう。
「居留守をされた」「約束を破られた」などと誤解され、近所の人や大切なお客様に失礼な対応ととられるかもしれません。
事前に来訪者があるとわかっていれば、予定時間の少し前から1階などの呼び出し音が聞こえやすい場所で過ごすことで解決できます。
しかし、不意の来客に対応するためには、2階まで呼び出しの音が届いてほしいものです。
留守だと思われて不審者に侵入される
留守宅を狙った空き巣が、留守を確認する方法のひとつがインターホンの呼び出しボタンを押すことです。たとえ在宅中でも、2階にいたため呼び出し音に気づかずインターホンに応答しなければ、留守と判断されて不審者が侵入する可能性があります。
また、侵入した不審者と屋内ではち合わせてしまえば、どんな危険が生じるかわかりません。2階にいても呼び出し音に気づき応対ができれば、空き巣に留守宅と勘違いされず、怖い思いをする必要がありません。
インターホンの呼び出し音に気づかないことで起こるトラブルには、小さなものから、何が起こるかわからない危険性があるものまであります。
2階にいてもインターホンの呼び出しに気づけるように、環境を整えておきたいものです。
インターホンの呼び出し音が2階で聞こえないときの解決方法
インターホンの呼び出し音が2階で聞こえないときの解決方法には、次のようなものがあります。暮らしに合わせたものを選択しましょう。
インターホンに子機を増設する
すでに使用しているインターホンであっても、機種によっては別売りの子機を購入して増設ができます。説明書やメーカーのWebサイトなどを確認してみましょう。
子機にも、次のようにいくつかのタイプがあります。
- 音声通話のみ
- モニター画像で来訪者を確認できる
- 持ち運びができる
子機は音声通話だけが可能なタイプのほかに、モニターがついていて来客を確認できるタイプのものがあります。
10,000〜20,000円前後
設置は簡単で、子機を購入して親機に登録するだけです。1台と限らず、各部屋に子機を置いて使うことも可能です。
また、持ち運びができるタイプであれば、家事で場所を移動するときも手元に置いておくことができるでしょう。
子機を持ち運びできるインターホンに交換する
※引用:アイホン
使用しているインターホンが古くなってきているのであれば、最新のものに交換する方法もあります。その際、子機を自由に持ち運びできる機種に交換しておけば、子機の設置場所を悩む必要がなくなり、必要に応じて子機を増設することが可能です。
また、スマートフォンに連動できるタイプも便利でしょう。
電気工事が必要なときは専門業者に依頼
インターホンの交換はDIYで行うことができない場合があります。現在のインターホンを外して新しいものを取り付ける際に、電気工事が必要となる場合は、電気工事士の資格が必要となります。
有資格者が在籍している専門業者に依頼して、交換をしてもらいましょう。
費用は、インターホン本体の価格に加えて工事費用が必要となります。
30,000~50,000円程度
※業者や工事内容によって異なります。
まこれまで使用していたインターホンのタイプや、家屋の状況によっては、電気配線工事が複雑になり、追加費用が必要なこともあります。たとえば、電気配線がインターホンと固定電話で共有されている場合には、新たにインターホン用に配線を設置する必要があります。
また、熱感知器やガス警報機と連動しているタイプのインターホンや、呼び出しチャイムからインターホンを新たに設置する際にも注意が必要です。
電気配線が必要な工事については次のコラムを参考にしてみてください。
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インターホンの配線は機種で違う!?プロの配線工事の費用は?
暮らしをもっと便利にする住宅設備を お家メンテナンスのエキス…
2024.3.14イエコマ編集部
契約をする前に自宅の状態を相談し、見積もりをとりましょう。複数の業者の見積もりをとることがおすすめです。
音感知センサーを付ける
音感知センサーは、チャイムや人の声、物音などの「音」に反応をして、離れた場所にある受信機に知らせるセンサーです。病室に設置してナースコールとして使ったり、窓の近くに設置して不審な物音への防犯対策として使ったりもできます。
この音感知センサーを1階の室内親機そばに設置し、呼び出し音が鳴ったら2階に設置した受信機に知らせる設定をしておけば、2階にいても呼び出し音に気づくことができます。
2,500〜5,000円程度
センサーを屋内にあるインターホンの親機に貼り付けるか、親機の近くにネジで固定して設置します。DIYでも簡単に設置できるでしょう。
スマートフォン連動タイプに交換する・追加する
スマートフォンと連動するタイプのインターホンも販売されています。インターネット接続をすることで、自宅内だけではなく、外出先でも来客対応ができる機種もあります。
性能や形状、電気工事の必要性などによって異なるため、
数千〜数万円と幅があります。
まずは、現在使用しているインターホンが対応しているか確認し、設定を見直してみましょう。
また、新しく交換する際には、購入を検討している機種が、どのようなスマートフォンと対応しているかを確認しておくことが大切です。購入したのに、使用しているスマートフォンが対応していなければ、せっかくのシステムが使えなくなってしまいます。必ず、事前に確認をしましょう。
スマートフォン連動のインターホンの詳細は、以下の記事をご参照ください。
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2024.3.14イエコマ編集部
2階用の呼び出しチャイムを追加する
※引用:リーベックス(Revex)
簡単に設置できる無線タイプ(ワイヤレスタイプ)の呼び出しチャイムが販売されているため、2階専用に追加する方法もあります。呼び出しボタン(送信機)と、受信機があり、送信機を屋外に設置し、受信機を2階に設置します。送信機はネジや強力テープなどで簡単に設置でき、価格も手頃で、2000円前後で手に入れることができます。
しかし、送信ボタンを追加で設置することになるため、見た目を気にする人もいるでしょう。また、インターホンを押して反応がない場合に改めて呼び出しベルを押してもらう手間がかかります。
家族や気心の知れた間柄の人であればいいですが、初めての来客や宅配業者などは戸惑うかもしれないため注意が必要です。
光で知らせるチャイムを導入する
※引用:リーベックス(Revex)
光で知らせるチャイムとは、音だけではなく光が点滅して来訪者が呼び出しボタンを押したことを知らせる機械です。聴覚障害の人によく用いられますが、2階にいてインターホンが聞こえない場合にも便利でしょう。
複数のメーカーから販売されており、色を選べたり、光のみで音を出さない設定ができたりするものもあります。
無線タイプ(ワイヤレスタイプ)では、屋外に設置する送信機と、屋内に設置する受信機のセットで3,000〜5,000円程度
ネジや強力テープなどを使用すれば設置も簡単です。しかし、呼び出しチャイムと同じで、インターホンを押して反応がない場合に改めて押してもらう手間がかかります。
音以外の方法が向いている人は?
光を使ったチャイムが向いているのは、聴覚障害がある人に限りません。次のような項目に心あたりがある人は、選択肢のひとつとなるでしょう。
- 加齢とともに聞こえづらさを感じ始めている
- インターホンの音をあちこちで鳴らしたくはない
- 好きな音楽をよく聞いていたり、集中するために耳栓をしたりしている
- 仕事や趣味で音が生じるため、通知音があっても聞き取りづらい
- 周囲に工事現場や工場があり、うるさいと感じることがある
- 仕事や趣味に没頭して、音だけでは気が付かない可能性がある
電波が届かない場合は中継機を設置
※引用:アイホン
2階の子機がインターホンの呼び出しに反応しないときは、無線の電波が届いていない可能性があります。
無線を使用したインターホンは、電波が届く基準となる距離が決まっています。しかし、この基準は障害物がないところを想定しているもので、親機と子機の間に壁や天井、家具などの障害物があると短くなります。
メーカーによっては、電波が届く距離を広げるための中継機が販売されています。説明書やメーカーのWebサイト、購入した販売店などに問い合わせてみましょう。
インターホンの交換はDIYでできるの?
インターホンを新しいものに交換するには、屋内の電気配線工事が必要となる場合があります。
インターホンは電源供給タイプに以下のようなものがあります。
- 電源プラグ式
- 電池式
- 電源直結式
また、古いインターホンでは室内の受話器(親機)が固定電話と共用になっているタイプなどもあります。
このうち、電池式や電源プラグ式はDIYでも交換が可能です。しかし、そのほかのタイプは専門的な知識や技術のほか、感電や漏電などの事故を防ぐために「電気工事士」の専門資格が必要です。
専門業者に依頼する場合は、本体の購入費用の他に、工事費用が必要となります。費用や工事期間は、住宅の状況や、業者によっても異なるため見積もりをとるとよいでしょう。
インターホン交換に必要な資格の詳細は、以下の記事をご参照ください。
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2019.11.13イエコマ編集部
インターホンがdiyで交換できる条件の詳細は、以下の記事をご参照ください。
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2024.3.14イエコマ編集部
まとめ
玄関にインターホンを設置していても、2階にいると呼び出し音に気づかないことがあります。来客に失礼になるほか、防犯上のトラブルが起こる可能性もあるため、2階にいても来訪者に対応できるようにしておくと安心です。
解決方法はいくつかありますが、この機会に新しいインターホンへの交換を検討したい人もいるでしょう。インターホンの交換には、電気工事士の資格を持った人が作業をする必要がある場合があります。
「どのタイプを選んだらよいかわからない」
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